チェコ最古のビール醸造所がプラハにあるらしい。
なんでも、修道院にあるらしい。
ということで、気になって気になって気になったので、行ってみました！
ストラホフ修道院。
＊チェコ語でBřevnovský klášter（ブジェヴノフ修道院）
どこにあるの？
プラハ中央駅からトラムで40分弱。プラハ城からは徒歩約10分。
ペトシーンの丘の上に、ストラホフ修道院はあります。
トラムも良いけれど、体力があればお散歩がてら徒歩で行くのもオススメです。
プラハの街中を通って、スメタナホール、ミュシャ美術館、天文時計、カレル橋、ジョンレノンの壁やカフカ像などなど散策しながらプラハ城から修道院へ行くもよし、ペトシーンの丘の下まで行って、そこからケーブルカーに乗り、景色を楽しみながら修道院まで行くもよし。
ストラホフ修道院
ストラホフ修道院は、今から881年前の1143年に建てられた、男性の修道院です。
世界一美しい図書館があることで知られています。
＊図書館編は別途
そして、修道院で作った美味しいビールが飲めると噂です。
門をくぐって、まっすぐ行くと修道院。
左に醸造所とレストランがあります。
訪れたのは冬。
夏はテラス席が気持ちいいんだろうな～
平日のランチタイム、賑わってます。
乾杯！ナズドラヴィ！（チェコ語 : na zdraví !!）
１番人気のアンバーラガー。うんまっっっっっっっっ！！！
＊チェコで飲むはじめてのビール
世界一のビール大国のビールはレベルが違いすぎる！
ただ苦いだけじゃなくて、コクのある複雑な苦さ。
苦いんだけど飲みやすい、癖になる旨さ。
美味しさの秘密は何なのか？
１つは、日本でもよく耳にするザーツ産のホップ。そして、水。
ホップ自体の高品質に加え、ザーツの良質な軟水がホップ作りに最適なんだって。
プラスして、ここで作られるビールが無濾過＆無殺菌だから、何とも言えない美味しさなんだと思う。
【定番３種】St.Norbert ビール
左から、アンバーラガー、ダークラガー、IPA。
＜アンバーラガー＞
ミディアムモルトボディ、ミディアムビタリー、オールモルト。
このビールは、ここの生産量の70%を占めているんだって。
アルコール度数5.3% / 35 IBU / ホップ:ザーツスペシャル
＜ダークラガー＞
ホップが効いていて、ドライな味わいのオールモルト。
数々の受賞歴のあるビールなんだって。
アルコール度数 5.5% / 40 IBU / ホップ: ザーツホップ
＜IPA＞
醸造長はオススメ。芳醇で風味豊かな IPA 。
フルーティーなホップの香りが強く、モルトのボディとのバランスが最高なんだって。
アルコール度数 5.9% / 60 IBU / ホップ: クライオマンダリナ、C.-モザイク、C.-シムコー
明日も明後日も行きたいな～
チェコ料理じゃないけど、ここのビールで漬けたスペアリブ。
ビールがすすむ！
＊弱いけど
ビールの歴史
水が安心して飲めなかった時代、安心して水分が摂れるようにと作ったのが修道院ビールのはじまりです。水分補給のみならず、栄養補給にもなるビール。一般市民と協力しながら作ったそうです。
昔ながらの伝統を守るとともに、現代では新メニューの開発にも積極的に力を入れているんだとか。
チェコの大学にはビール醸造学科なるものがあるんだって～
さすがビール大国！
店舗情報：PIVOVAR Sv.NORVERT STRAHOV
住所：Strahovské nádvoří 301/10, 118 00 Praha 1-Hradčany, Czech
電話：+420 734 852 382
営業時間：10:00～22:00
定休日：無休
予約：可
お支払：クレジットカード可
席数：多数
駐車場：無
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