フランスの伝統的なパンと言えば棒状のアレ、通称:フランスパン。
フランスパンはパンの中でも作るのが難しく、職人の腕が顕著に表れる1品と言われています。
私が好きなフランスパンは、口の中が切れるのでは?と思うほどカリッカリな外側と、モッチモチの中身を兼ね備え、香ばしい香りと噛めば噛むほど小麦の風味を感じられるタイプ♡
*暫定1位は「パーラー江古田」のフランスパン
そんなフランスパンの、日本における元祖のお店が文京区関口にありました。
お店の名前は、「関口フランスパン」。
フランスパン好きとしては、発見したからには行くしかありません!
平日16:45・目白坂本店
目白駅を出て右にずーーーーっとまっすぐ行くと、写真の看板が現れます。
目白通りを自転車で7~8分。
学習院を通り過ぎ、目白台運動公園を過ぎ、首都高のすぐ手前、右手にあるよ。
店名に ”フランスパン” を付けるって、どれだけ凄いフランスパンに出会えるのだろう?と期待を膨らませて入ってみると、、、
ありました!フランスパン。
存在感のある大きさです。
お仕事途中だったのでフランスパンを買って帰ったのですが、広々とした店内では優雅に談笑している文京区のマダムたちがたくさんいました♪
*地域に根付いたパン屋さん
イートイン
サンドイッチやスープも美味しそうだったので、そのうちのんびりしに行きたいな。
関口フランスパンの歴史
創立は何と、明治21年。
明治ー大正ー昭和ー平成ー令和と続く、老舗中の老舗です。
元々は、パン屋ではなく教会だったそうです。
はじまりは、教会の神父さんが孤児院の子どもたちに手に職をつけさせようと思ったこと。
子供たちの中から本場フランスへの修行に選ばれたのが、後に関口フランスパン職工長となる人でした。
その彼の帰国後に、教会敷地内にパン工場を建てたものが、関口フランスパンのルーツです。
*明治21年(1888年)
その後、第一次世界大戦による工場存続の危機を救ったのが、当時教会の信者だった高世啓三(初代社長)さん。工場経営を引き継ぎ、新工場を建設し、「関口フランスパン」を発足したそうです。
気になるお味は??
これぞ昔ながらのフランスパン!
どこか懐かしいような、どこかで食べたことがあるような味でした。
薄皮でややモッチリとした表面と、しっとりでもなくパサパサでもないきめ細やかな内側。
「元祖フランスパン」の名にふさわしいフランスパンでした。
店舗情報:関口フランスパン 目白坂本店
住所:〒112-0014 東京都文京区関口2-3-3 目白坂STビル
電話:03-3943-1665
営業時間:月曜~土曜 8:00~18:00、日曜・祝日 8:00~17:00
定休日:なし(休み:12月31日~1月4日)
席数:66席(店内40席、中庭テラス20席、目白通りに面したテラス6席)*ペット可
支払い:現金のみ
駐車場:あり(店舗前3台)
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